● ひまわり
私も数年前、見渡す限り一面のひまわりを見にきたこと
があった。
こんなにひまわりでいっぱいなのに、タイは一年のうち
で一番気温が低い時期。
お寺の前も一面のひまわり畑。
日本のひまわりより茎も細くて小ぶりかな。
いつでもおひさまをおかっけているひまわり。
● ロッブリーの洗礼
朝早く近くのセブンイレブンへ行ってみた。気分よく歩いていると斜め下からいきなり激しくひっぱ
られた。この位置ってこびとしかありえない!驚いて振
り返ると歯をむきだしにして威嚇する猿がいた。
さほど大きくはないが、コンビニ袋を奪い取ろうとして
全体重をかけてひっぱっている~!
【 こらっ~! 】 屋台で朝食中だったたおじさんが
かけよってきて追い払ってくれた。もしおじさんが来て
くれなかったらどうなってたんだろう?
【 このへんを歩くときは荷物はかかえて歩かなきゃ。
襲われちゃうよ 】 朝ごはん食べてたとこだったのに
ありがとう!
ふくろがやぶれたくらいでよかった。
はじめてのことがいっぱい!
ホテルという名のゲストハウス
猿のジャングルジム状態になってました゚(゚´Д`゚)゚
駅近くの広場には、猿の餌場にある看板。
(タイ語、英語、中国語)
で1日2回10時と16時に餌をやっています… 】
ヒント1 : ミッキーマウスの手袋ではなく…
ヒント2 : 薄手の手袋に水をいれてある
【A】 褥瘡のひどい患者さんに、痛み軽減のためにおしり
に敷いていたもの。
やぶれないんですかー?
薄手のゴム手袋にそんなに強度があるだなんて!
こういう知恵はタイ人の得意とするところだけど、
介護に必要最低限のものがあったらいいのに。
けっこう調子よくなってたのに、いきなりに不正
熱がでる。そんなとき、熱をさげる錠剤をのむが、
あまり効いてるようにはみえない。
アイスノンもあったらいいな。
誰かがおいていったのでしょう、日本製簡易タイ
プのアイスノンがたったひとつだけ冷凍庫にある。
使いたい人が何人もいるから充分に冷やされる間
もなく大忙しのひっぱりだこ。
他にも【 あったらいいな 】は、たくさんある。
本当に必要なもの届けたい。
● 【Q】… なにじんの扮装でしょうか?
ショーはいろいろなバージョンがあるようで、
いろいろな衣装を目にする。
この格好を目にしたタイ人は、
【 今日のショーの衣装は日本人だね~!
日本ではこんな服着てるの? 】だって。
【 これ、中国人じゃないのー? 】
念のため確認してみましたが、答えは…
【A】:【日本人!】
中国人だと思ってた…
● 治癒力
以前訪問した9月から2ヶ月間に重症病棟で11人が
亡くなられていました。(軽症者は症状が落ち着いて
家に帰った人もいて定かではありません)
以前は1日に10人以上亡くなられることもあったそ
うで、その頃を知る人曰く、ずいぶん状況は変わった
という。
死の淵までいって戻ってくる人もたくさんいる。
24歳の女の子。
でも13歳くらいにしかみえない。
感染してから1年しかたっていないという。
この子がりがりだよね、ごはんも食べれない。
ボクも同じだった…隣のベッドの子が話しはじめた。
ここに来た頃は、僕もがいこつだった。
写真を見せてくれた。
寝返りをうつのもすごーく時間がかるんだよ。
全身痛くて痛くて、骨がぎしぎし音をたてて、ぼきっと
折れるようだった。ごはんも喉を通らなくて食べられな
いし、ちょっと食べられてもすぐに吐いちゃう。
ごはんもふつうに出るものの他に、売店で好きなもの買
って食べるのが楽しみなんだ。あとは、お正月までに体
力つけて家に帰るよ!娘が待ってるんだ♪
そう言って、体のお手入れをはじめる。
シャワーをあびたらローションをぬり、足を軽くマッサ
ージ。鏡をみてまゆげを整えて…目には力が宿っている。
● セクハラ
【 ねえ、この間こんなことがあったんだよ。 】
顔見知りになった子が話しかけてきた。
なんのことかと思ったら、先日きた日本人ボランティア
のことだった。マッサージのときに胸や下半身をやたら
さわられたって。
【!!】
【 そいつのことぶんなぐってやった? 】と聞くと、
【 ううん…なにも言えないよ。だって怖いもん。
農業やってるとかで体がっしりしてて力も強いし、
もし怒らせてもっと何かされたらと思うと、何も言
えなかった。】
写真があるよと見せてくれた。
ほんと、確かにがっちりしてて…こわいよな~。
他の子にも聞いてみた。
被害者はあちらにもこちらにも。
中には目がだんだん見えなくなり、断続的に鋭い痛みを
持つ子も被害にあっていた。
その男性は1年に1回くるんだって。
男性患者は、概ね力強いマッサージを気に入っていたよ
うだが、よく聞いてみると男性も局所を触られていたそ
うだ!わざわざタイまできて、なんでそんなことを?
何か力になりたいという思いがないわけでもないだろう
に…それなのに、よりによって患者さんになぜセクハラ
をするのだろう?こういうセクハラはこの人だけでなく
他にもあるのだろうか?
その話を他のボランティアにしてみると、こう言った人
がいた。【 中には、もう性的な接触を恋しく思うひと
は触られたいようで、自分は誘導されたことがある 】
仮に触られて嬉しいという例外はあるとしても、ここに
いる人たちは充分に痛みも苦しみも味わっている。ただ
でさえ将来に希望を持ちづらい状態にある。
どうしたらいいのー?何かとても残念だ。