● ツーリングサークル の チャリティーオークション
渡る。週末や祝日、仏教の日には特に多くの訪問客
がやってくるが、今日は何があるんだろう?
寄付ツアーに訪れた。
やきそば、カレー麺、チャーハン、飲み物やアイ
スなどデザートの差し入れも盛りだくさん!
行列の長さが、人気のバロメーター!
クイッティアオというタイラーメンの一人勝ち☆
オークションの収益を寄付しようというイベント。
こちらの団体は、毎年一回チャリティーイベントを開催
しているそうだが、パバナプ寺でのチャリティーは初め
てとのこと。
メンバーのほとんどがタイ人だが、バンコク在住の欧米
人もやってきた。
【 イベントには参加するけど、正直、病棟には足が向か
ないかな。まだ僕には準備ができていないのかもしれ
ないね。 】 という。
それでもこれを機会に興味を持つようになるのかもしれ
ません。きっかけって大事!
タイには学生の職業研修システムがあり、在学中に企業
や団体に滞在し、仕事の手伝いをする。
研修期間は学校により様々。数日のみの滞在もあるが、
たいていは数ヶ月から1年ほど。
研修終了後に企業からの評価をもらえれば、卒業が認め
られる。
特に医学や看護などの分野に限らず、この研修のために
高校生、専門学生、大学生がお寺にも研修にやってくる。
☆タイ伝統舞踊 芸術系の専門学生ジーン と ウワン
☆ムックとサラは、オフィスと売店のお手伝い
☆プロジェクト2の学校に通う レック と モモ
コンピューター関連や映像について学んでいる。
週末に、数十人の仲間たちとお寺にやってきて、
行事の準備やオフィスの作業など即戦力となる。
お手伝いの合間にも、紐をあんでブレスレット作り。
こうして作られたブレスレットは、寄付にきた方々
への記念品として配られる。
☆タイ伝統舞踊専門学校生の乙女ちゃん テープとイット
研修の最終日には、伝統舞踊をおひろめ。
患者さんの励ましになればいいなあ♪ いきいきと踊り
を披露する姿は、なんともパワフルで美しかった!
感動の涙、ありがとう!
抵抗力の低下が命とりにもなりうるため、ストレス
との付き合い方も大事なポイント!
一日中病棟で過ごす人々にとって適度な娯楽と気分
転換は、治療の一部でもある。
お寺の修繕担当さん手作りのチェス盤。
目下、アナン と サヤン のお気に入り。
時間があれば対戦を楽しんでいる。
との付き合い方も大事なポイント!
一日中病棟で過ごす人々にとって適度な娯楽と気分
転換は、治療の一部でもある。
お寺の修繕担当さん手作りのチェス盤。
目下、アナン と サヤン のお気に入り。
時間があれば対戦を楽しんでいる。
望むと望まざるに関わらず、家族や友人と疎遠になり、
結果的に、社会で居場所がなくなってしまうこともある
HIV陽性者。
それは、寺にいても家にいても起こりうる。
周囲が陽性者を避けることもあるが、同様に、陽性者側
からも、それまであった人間関係を遠ざけがちにもなる。
忌み嫌われ差別の対象になる病気にかかってしまった事
を、誰よりも本人が知っている。
中には、友人どころか、親や兄弟にさえ知らせずにいる
人も多い。症状による苦しみを上回る、人間関係によっ
て受けた傷跡がなまなましい。
さて、タイでは、仏教は同じ上座部仏教、同じ宗派でも
寺院によって様々な特色がある。
特色は異なれど、寺院は社会の中で生きづらく、繋がり
を持てなくなってしまった者の救済と、社会と再び繋ぐ
という役割を担っており、特に近年では慈善運動や地域
の開発など、以前の様に宗教的な行為だけでなく社会的
な運動に力を入れる傾向が強くなってきている。
☆タムクラボーク寺 薬物中毒依存症治療 風景
ロッブリー県のパバナプ寺は、HIV陽性者救済で有名
だが、サラブリー県タムクラボーク寺は、モン族難民の
受け入れや薬物中毒依存症の治療を専門としている。
タイ国内だけでなく世界中から国籍性別を問わずやって
くる様々な依存症に苦しむ人々を随時受け付けている。
( 興味のある方は、こちらをどうぞ )
・ facebook album
さて、社会から切り離されてしまったHIV陽性者は、
寺に滞在しているうちに、寄付や社会見学にやってくる
信者、学生、会社員、軍人、メディア関係、有名芸能人、
海外からも研究者や医師や看護士、ボランティアの人々
などと関わることになり、同じ病気をかかえる患者さん、
お寺のスタッフ、僧侶と共に暮らすのだ。
自然と新しい関係性がうまれ、家にいたら出会えなかっ
た人々に出会い、同じ時間を過ごすことになる。