2012年8月11日土曜日

【 滞在記23 】 【2012. 1.25 ~  2. 5 】 



       ● 工芸品制作のお手伝い


         手先の器用な患者が工芸品を製作して販売して
         います。
         NPO法人GINAが訪問の際に購入された、
         天然石のブレスレットを、クリニックのIV
         患者支援物販コーナーで大変人気だったそうで、
         次回は、金具の留め金ではなくゴムで作ってほ
         しいとクエストがありました。

         製作にあたる患者達はまだゴムブレスは未経験
         だったため、すべての工程にかかわることとな
         りました。

         まずは材料あつめから。
         ロッブリーでは揃わないため、バンコクで仕入
         れるしかないんです。

         いくつかの店をまわって価格を調べた際のこと。
         石の用途を聞いたあるオーナーさん【 そうい
         うことなら、できるだけ協力するよ! 】と申
         し出て下さり、中の上クラスの天然石ビーズが
         44種類調達できました。



         《 JJウィークエンドマーケット 》
          ー MANANG ARTS ー

         左がオーナーのマナンさんはネパール人だが、奥様
         がタイ人でお子さんも二人いらっしゃる。タイ人の
         助けになるんなら、ぜひにと言われる。

         だが、この時期は大洪水の真っ只中で売上は大激減
         の時期だったのにもかかわらず、太っ腹な対応に感
         謝~!従業員もみなさん気持ちのよい方ばかり。
         どうもありがとう!!
  
         
寺の作業所 製作風景



NPO GINA クリニック内 ディスプレイ



パーおばさんのハンドメイド
 毛糸の人形も人気の一品
クリニックにて展示販売中





      ● ワン・プラ



         
         タイの暦で仏教の特別な日(ワン・プラ)が、
         と月に4回ほどある。(新月と満月とその中間日)
       
         この日は絶好のタンブン日和ともなり、各寺院で
         は法要が行われ、喜捨寄進の品々が山のように寄
         せられる。

         パバナプ寺では、患者さんのミイラが展示される
         ライフミュージアムで読経の時間が設けられ、他
         にも朝夕、本堂での読経と瞑想、またそれとは別
         に数日間のビッパサーナ瞑想キャンプも開催され
         ていて、寺の従業員、患者、誰でも興味のある人
         は参加することができます。






     ● HIVバンド KIDS


       数年前、寺に入所していたロックバンド経験者でバンド
       が結成され、各地を僧侶と共にまわってHIVの啓蒙活
       動に務められた方々がいました。

       現在メンバーのほとんどは天に召されていかれたが、残
       った最後の1人が何か自分にできることはないかと自ら
       申し出られ、子供たちに楽器の扱い方からバンドのこと
       を教え、HIVバンド KIDSの結成となりました。
  
            向かって右側 指導員のトゥックさん

            主に週末、寺で訪問客に少しでも楽しんで
             もらえればと演奏を披露している

       
        たまに寺の従業員も楽器や唄に覚えのある人は参加した
          り、訪問客が唄いたいと希望すれば生バンドで熱唱!と、
        なんでもあり!のアットホームな雰囲気をかもしだして
        いる。最近ではヒップホップダンスのチームも加わり、
        活気づいています。

  
          寄付ルーム所属 キットと看護士ヘルプ ジミー
          ふたりともバンドでギターとボーカル経験者。
          強力な助っ人です。


         この子達はみな母子感染のHIV陽性で幼い頃から
         強い薬を摂取し続けているが、強い薬の影響なのか
         中には、肉体や知能の発育に遅れがみられることが
         あり、それに加えて精神的にもかなりのストレスが
         かかるため、精神病をかかえることもある。

         そんな中でも音楽や踊りに興味があったり才能があ
         ある子たちが、一生懸命頑張って披露する場がある
         のは素晴らしい☆

         将来何かになるというよりも、今を生きるチカラが
         わいてくる。





      ● 金曜日の朝 




         病状が落ち着いれば、ベッドで寝たきりの人も身体
         の状態をみて、体を動かして外の空気をすう機会は
         健康の助けになることでしょう。

         金曜日の朝、雨が降っていなければ寺の門まで車椅
         子でのお散歩にでかける。

         車椅子を押すのは、体調のよい仲間がお手伝い。
         コンクリートがでこぼこなので、けっこう体力いる
         んです。
   


     


   
  

2012年8月10日金曜日

【 滞在記22 】 【 2011.12. 6 ~ 12.18 】 


     ● 洪水その後…


       2011年のモンスーン期にタイで起こった洪水は、チャオ
       プラヤー川流域で甚大な被害を出し、多くの箇所で洪水
       が発生した。

       2011年11月5日の時点で446人が死亡、230万人が影響
       を受けたと見られているが、被害総額は1,567億バーツ
       (4,000億円弱)と想定されている。

       600万ヘクタール以上が浸水し、30万ヘクタールは農地
       であった。北部のチエンマイ県から、チャオプラヤー川
       流域の支流に存在する中部のバンコクまで、58の県に浸
       水が及んだ。

       この洪水は「流出した水量と影響を受けた人数に関して
       最悪の洪水」であると言われている。
       世界銀行の推計では、自然災害による経済損失額の大き
       さでは、東日本大震災、阪神大震災、ハリケーン・カト
       リーナに次ぐ史上4位である。(2011年現在)
                     (WIKIPEDIAより抜粋)


       2011年年末、バンコクの空港に展示してある絵に目が
       とまった。色がなんてきれいなんだろう!
       写真をとってからよく見ると、テーマが【 洪水 】
       の絵画展示だった。








     
       熱帯地域で暮らすと、自然と共生するという考え方や捉
       え方が誰に教えられることなく育つのだろうか、それと
       もそうでなければ生き抜くことが難しいからなのか。
       
       起きてくることに柔軟でいられるかどうかは、大きな鍵
       になるかもしれません。

       この絵に見られるものは、子供だけでなくタイの人々の
       中にも垣間見る性質のようにも思います。






     ● 贈り物



       今年15歳になるジアップは、セカンドプロジェクトの
       学校に通う女の子。

       小さい頃から学校の休みになると寺の重症病棟にいる母
       と同じベッドで寝起きしていた。
       寝たきりの母の体を拭き、ご飯をたべさせ、寄り添って
       過ごす。

       母のオーエーは右半身に麻痺と言語障害もあり、すっか
       り駄々っ子のようになっていて、着替やおむつを替えを
       嫌がることが多々あるけれど、我が子にはされるがまま
       に安心している姿があった。


          
          寺にやってきた当時のオーエーとジアップ


寺で行われたオーエーの葬儀  

       この春には、長年寝たきりだったオーエーが亡くなられ
       た。葬儀にはジアップの学友が大勢参列し、お堂には人
       が入りきれないほど参列者であふれ、盛大なお別れとな
       った


       寺に関わったHIV孤児は、セカンドプロジェクトで寮
       生活を送りながら敷地内の学校に通いながら、トップの
       僧侶の啓蒙活動にも参加している。

       まだ小さかったジアップはテレビ番組に僧侶と出演した
       際【 大きくなったら何になりたい? 】と聞かれて、
       【 一生懸命勉強してお医者さんになりたい、お母さん
       を治してあげたい 】と答えていたことがとても印象深
       かった。


       本が大好きなジアップは、母が亡くなったあとも重症病
       棟にある本棚にふらっとやってくる。

       いつも控えめで健気な彼女は、一度も何かを欲しいとお
       ねだりすることはなかったのだが、クリスマスを次月に
       控えたこの頃、ジアップも年頃の女の子、何か欲しいも
       のはないのかな?と聞いてみると【 何もない 】とい
       うのだが、いつも立ち寄る本棚には、寄付された古い雑
       誌と仏教の本が並んでいる…しかも何度も読んだものば
       かり。
       【 本はどう? 】と聞くと【 いいの? 】と目を輝
       かせた。


       小さい頃から誰よりもこの世の現実を見てきたジアップ。
       何か希望や夢とまではいかなくても、やさしい気持ちに
       なるような本があるといいな。

       タイ語が読めない私は、読み書きができるお友達に頼る
       しかない!

       一緒に本を選ぶのを手伝ってもらえますか?というお願
       いに、快諾してくださいました
  
          タイ人のご主人がいらして、二人の女の子のお母さんで
       すが、バンコクでいくつもの活動に参加していらっしゃ
       います。


       タイ語のコーナーは今まであまり見たことがなかったけ
       れど、ちゃんと世界の名作が翻訳されているですね!
       そこで見つけたのは、ネバーエンディングストーリーと
       モモ。大草原の小さな家シリーズもあるんです。

       すごいなー、アマリンブックス!!ちょっと感動~!!
       私も小さな頃にドキドキ、わくわくしながら読んだあの
       本この本がタイ語でもあるだなんて、思わず手を取り合
       って喜んだ。
         


 ・本2冊 ・おやつセット ・水玉のシャツ
・手書きのメッセージをそえて♥

           

ジアップは照れながらも、お礼のメッセージと
自分の大好きなクッキーを持ってきてくれた。
          どうもありがとう♫







     ● 温水シャワー


       最初に寺を訪問した時から、これはやらなきゃ!と思っ
       ていたことのひとつが、この乾季の時期にようやく叶う
       こととなりました。

       それは…【 温水シャワー 】なのだけれど、私たち外
       国人にとっては必須アイテムのひとつ。
       ところが、タイ人では温水になじみのない人は多く、暑
       いときはもちろん、乾季のちょっと冷え込む時期でも水
       シャワーが当たり前という。

          ( ホットシャワー 2台 日立製 )


       からっかぜが吹いて毛糸の帽子やマフラーにお世話にな
       る寒期に、抵抗力が低い状態で水シャワーから風邪をひ
       いてしまい、高熱がひかずそのまま最期を迎える方も少
       なくないんです。

       かといって、シャワーをなまけて不衛生になると皮膚病
       など新たな症状を招き、更に辛い思いをすることになる。

       いままで温水シャワーをつけたいと申し出た外国のボラ
       ンティアチームもあったが、その度に電気代がかかると
       寺側から却下になっていた。

       ちょっと待ってくださいよ、本当にそれでいいんですか
       と言いたいが、寺側も特に何かの規定があるわけではな
       い。ちょっとしたタイミングで何とかなるのがタイであ
       る。様子を見ながらなんとかできるチャンスを伺うしか
       ない。

       今回はダメもとで提案したのに、あっさりと許可がおり
       て、すぐに取り付け工事にかかり、2時間後にはお湯が
       使えるようになった。


       しかし…多くの人が使ったことがないという。
      【 感電したりしないの? 】と、真剣に聞く人がいるん
       です。

       何人かの人に代表で使い方をレクチャーすることにした。
       その後数日間は使い方を教えて~!という数人やってき
       たが、問題なく定着しそうにみえた。


       そしてまた数日語、ある患者の足に大きな傷をみつけた。
       それが温水シャワーでできたものだと誰が思うだろう。
       初めて使ったその人は、寒いから温まるのにちょうどい
       いと足にかけていたという。それにしても、どうしたら
       皮膚がむけるまでになるんだろう。

       彼の足は麻痺で感じないので微妙に熱くてもわからなか
       ったという。普段から重度の麻痺があるのだから、温度
       に対しても弱いと認識があってもいいと思うが、温水を
       使った体験がなく予測がつかなかったのだろう。

       念のため温水シャワーの温度を確認してみると、最高に
       熱くなっている。誰かが使って戻していないようだ。

       今回は幸い大事に至る傷ではなかったが、こんなケース
       が続くのであれば【 温度に気をつけましょう!】とい
       うような但し書きをつけたほうがいいかもしれない。

       ものを運ぶのは簡単だけれど、ちゃんと使えるようにな
       るまでついていないとなかなか定着しづらいのです。







     ● 贈り物


       集団生活の中ではお金の管理は、本当に難しい。
       看護師がノートに記入し、銀行がわりに預かるシステム
       があるというのに、そんなの信用できないじゃない!と
       頑なに自分で管理する人もいる。その結果、訪問者から
       いただいた紙幣をおむつにしまい、おむつ替えのときに
       しめったお札でてきて笑ってしまったことがあった。

       管理能力の問題なのか、自分でどこかに置き忘れること
       も、どこかに落としてしまうことも、誰かにとられてし
       まうことも頻繁におきるんです。

       いつも身につけていると安心だという人には、とても便
       利な首からかける小物入れ。
       通りの露店でこのバッグをみつけたので、まとめて購入
       することにしました。


       ちょうどその時一緒にいたのは、バンビちゃん。
       日本の広島県福山市に占いのお店を持つバンビちゃんは、
       中国 上海とタイ バンコクでもタロット鑑定されている。

         
       【 そういうことなら私がプレゼントしたいなあ 】と
       いって寄付してくださることになりました。

       必要な方にお届けしますね、バンビちゃんどうもありが
       とう~♪


いくつもの場所をくるくる飛び回り、ものごとを切り開き
       前に進む後ろ姿にはまるで羽根がはえているよう♪
       ブログはこちら  http://www.p-bambi.com/blog/
        









【 滞在記21 】 【 2011.11. 6 ~ 11.14 】 


     ● タイ 大洪水 2001

        50年来ないといわれるタイの大洪水、去年は35年ぶ
        りといっていたのだが…

        北部のチエンマイ県から、チャオプラヤー川流域の支流
        に存在するタイ中部のバンコクまで、58の県に浸水が及
        び、【 流出した水量と、影響を受けた人数に関して最
        悪の洪水 】であると言われている。 (WIKIPEDIA)

        雨季の終わりのいつもやつだよ… といわれていたら、
        だんだん様子が変わってきた。
        ある時までは、バンコクのどこもかしこにも水はくる。
        来るか来ないかではなく、水位が浅いか深いかだけの違
        いだなんていう予測まで。
                      【 以下 photo by SIAM FLOOD 】



元国際空港


                  土嚢を積みコンクリートで塀を築いても
                     排水溝や壁から噴出してきて
                     外も家の中も同じ水の高さに

                




                                                      
                長い歴史の中 
             洪水と共に生きてきた人々
               緊急時にも動じない






        
 




             手作り発明のオンパレード


             家の前で大ナマズを釣る


       2011.11.16
       在タイ日本大使館より、バンコクは「渡航の延期をお勧
       めします」から 区によって「渡航の是非を検討してくだ
       さい」と「十分注意してください」に1、2ランクの引
       き下げが発表された。

       これは、チャオプラヤー川東側のバンコク北部パトムタ
       ニー県の境界付近に築かれたビッグバッグ(巨大土嚢)
       の堤防を数キロにわたって築いたことと、水門を開放し
       ないことにより、バンコク中心部への浸水は治まり洪水
       は終息したかのように思われたが…

       要は、北側から海に流れようとする水からバンコク中央
       を守るために北と東に振り分けたため、バンコク市街地
       への浸水は免れているものの、ビッグバッグが効果を発
       揮すればするほど市街地の北や東により多くの水が流れ
       ていく。犠牲になる人も地域もあることをわかった上で
       での苦渋の選択であったのだろう。



 
    
   避難しないと決めたけれど屋根の上に
   しかいるところがない。
   悪臭のする水、蚊の大群、物資の不足、
   心身共に体調不良に悩まされる生活が
   続いている。




            周辺住民と政府間のビッグバッグ撤去、
            水門の開放を巡る抗争は更に深刻化。



   
   
   飼育されていたワニも逃亡!
   1頭につき、1000バーツの懸賞金
   がかけられ、クロコダイルバスター
   という職業もできた。




             水のあるところを棲家にする生き物
            ( ヒル、へび、とかげ、ワニなど )
             生息地域を拡大。ペットが逃げ出した
             パターンも多く、中には血清が手に入
             らない種類のヘビも未だ逃走中。

  



     水がひいたあとも、汚泥の清掃、
     大量のごみの撤去、蚊や害虫の
     駆除に追われる。
     医療品、衛生用品の品不足も
     深刻になりつつある。
            (11/24現在) 




       ★ バンコクで滞在しているアパート周辺は、全く浸水しな
         かったものの、水道水に藻のニオイと色がついた。
         シャワーをあびるとちょっと痒い。
         飲料水は用意してあるものの、皮膚にでるとつらい~!
         
                うすい緑茶色



       パバナプ寺のある地域は被災していないものの、途中の
       道路が閉鎖され、鉄道、ミニバスも不通で軍隊のトラッ
       クでないと移動できない。

       ではでは、以前から気になっていたカンチャナブリー県
       へひとまずおでかけ。そこでなんとも温泉のある素晴ら
       しいお寺に出会い、水から逃れて水で癒されてることに。

       その後、通常の3倍強かかる道のりでロッブリーへ。
       カンチャナブリー→ バンコク → ロッブリーと半日以上
       ぼこぼこ道を揺られて、頭痛とひどい車酔いに。

     
          








         どこに行くにもバンコクを出るのと入るのが一苦労
            ジョークでバンコク島と呼ぶ人も



        1ヶ月半ぶりの寺は、シーンという音がするほど静かだ
        った。
        あれほど賑やかだった訪問客がぱったりと訪問が途絶え
        食べ物でいっぱいだった病棟も、おやつかごがからっぽ。


        患者の手元にあるお菓子も底をついたが、たまに倉庫か
        ら配られるお菓子や一週間に一度アロンコット師が配る
        60バーツがある。


        そして、生活に必要なものが全て支給され、3食も用意
        される。何よりも水を心配しなくてもいい環境で眠れる。


        いままでは当然のものとして受け取っていたものが当た
        り前ではなかった!家に帰りたいとじたばたしていた人
        たちから、ここにいてよかったという言葉をきいた。



        それもそのはず、患者の家族や友人も多数が被災した。
        ロッブリーもまだまだ水がひかない地域があり、患者の
        中にも家が1階の屋根まで水につかったうえに家を荒ら
        された人もいる。 

        病棟横の売店には、売店の店主が持ち込んだテレビが設
        置され、いつもどこかの洪水情報が流れている。
        お寺の人々は直接洪水にはあっていないが、今回の洪水
        の被害の大きさをひしひしと感じているようだった。
               【 以下 photo by Wat Phrabatnamp 】




  食堂では、近くの陸軍基地へ避難した
  方々に毎日昼食用に800食の弁当の
  炊き出し。できたてを寄付している。
  他の持ち場のスタッフも手伝いにやっ
  てくる。


 


             セカンドプロジェクトでは、洪水被害は幸い
           通年の規模 程度でおさまった。
           洪水後は、子供の家でもごみ拾いに大掃除。
           みんなでお手伝い!



            ロッブリーも地区によってはまるで
            湿地帯!ここはパパイヤ農園なのに…
 



(上) アロンコット師も10月からは托鉢ツアー
    には出ずに、洪水の非難所の慰問に出る。
    寺の倉庫に備蓄してあった保存食、石鹸や
    歯磨き、タオルなどの生活用品を支援物資
    として寄付し、仏教の説法で被災者を見舞
    うのだ。
               
    


(下) 多くの人が配布を待って、ごったがえす
    非難所の広場。









  
         今回の大洪水はどこまで被害が広がるのだろう。
         いつになれば被災者が安心して眠れる夜を迎えられ
         るのだろう。

         2006年のクーデター、一連の赤シャツ騒動のデモな
         どタイの一大事の際に人々を見て思った。

         タイの人々はしなやかでたくましい!どんなに踏み
         つけられても更に強く根をはり、上へ横へとのびる
         野生の草のように生きていく。必ず笑える日がくる。
         応援しています!